ものづくり競技大会 第1回長野県大会

報告 2002.8.20 松島中 野沢重徳

1開催日  平成14年 8月 17日(土)
2場所   松本市立松島中学校 木工室

3主催  長野県技術・家庭科教育研究会 全日本中学校技術・家庭科教育研究会
4後援  長野県教育委員会 信濃教育会
5協賛  清水産業 イマザワ コバヤシ造形堂 信濃教販 マルマツ
     材料提供 コバヤシ造形堂
6審査員 佐藤洋一先生 久保田寛人先生
7競技方法 @制限時間5時間で製作できる木工題材の製作を競う。
       アガチスの板材2枚(1200×210×12)を使用

      A最初の1時間は構想図・木取り図をかく
      Bかんなけずり,のこぎりびき,くぎ打ちの3種目を審査(技能審査)
      C木工具については,出場者の個人持ちとする。(さしがね,スコヤ,両刃のこぎり,かんな,四つ目きり,げんのう,くぎ抜き)
       この大会に限りノミ、回し引きのこぎり、クランプの使用を可能にした。
      D機能性 デザイン性 想像力 創意工夫 材料使用方法の適正 かんな削り面性状 くぎ打ち精度 部品精度 形状と技能審査を総合して上位3名を選考した。。上位3名(吉川君 宇佐美君 竹内君)は関東甲信越ブロック予選会に出場できる


全国中学生ものづくり競技大会 第1回長野県大会開催にあたって
長野県技術・家庭科教育研究会 会長 久保田寛人 


 鳥は、立派な巣を作ります。人間も、本立てや家を作ります。しかし両者には大きな違いがあります。鳥は、本能によって巣を作るのですが、人間は、技術を学ばなければ本立てや家はできません。また、鳥は、巣を工夫創造して作りませんが、人間は工夫創造して作れます。物を作るということは、人間としもっとも基本的な活動です。
 私たちは、今まで学習して学んだことと、工夫創造るす力を生かして、自分の願いを実現できます。本大会を通して、同じように学んできた仲間とともに、その力を十二分に発揮して、そのよさを学びあいましょう


8作品紹介


創造作品賞
吉川洸太
豊丘中


優秀技術賞
宇佐美真人
豊丘中


長野県技術・家庭科教育研究会会長賞
竹内一輝
豊丘中

アイディア賞
青木 智
佐久市中込中

敢闘賞
青木大輔
佐久市中込中

敢闘賞
田中大輔
松本松島中

敢闘賞
砂原宏光
松本松島中


青木智くんの作品
隠しホゾ

(C)watoo

競技会の様子



中日新聞
市民タイムス
の記事

講評(久保田寛人先生 佐藤洋一先生)
・けがき線を3ミリくらいにする。2ミリでは少ない。
・くぎ打ちは最後板の面と同じになるように丸い面で打つこと。
・接合面は平らにして接着剤をつけて強度を高める。
・刃物は切れるように手入れしておく。